強度解析の経験を積み、乗り心地・商品性をトータルで担保する研究PLに抜擢
CAE解析(車体研究ブロック) A.S.
2013年入社。安心してクルマに乗るうえで、強度開発はとても重要な分野。強度を専門にCAEのオペレーションを学ぶところから、開発中の新機種の研究プロジェクトリーダーを務めるまでに成長した。「100年に1度の自動車変革期」を迎えた今、効率的な開発を追求し奮闘を続ける。
※所属部署は、取材当時のものです。
エンジニアへの道を見据え、農業環境工学を専攻
農業機械、生産システムなどにフォーカスし、農業を工学的な観点から学ぶ。エンジニア系の仕事に就く親を見て育ち、「自分もそうなりたい」と将来像を描いていたことから、開発業務を中心に就職活動を行う。ホンダテクノフォートの会社説明会で、開発している分野の幅広さや先輩従業員のスキルの高さを感じ、自分もここで成長したいと考え入社。
シミュレーションでテストを実施するCAE解析の部署に配属
開発業務の中でも強度CAE担当として、シミュレーションソフトを用い、四輪車に求められるあらゆる強度のテストを行う。OJTで先輩の指導を受けながら、CAEのオペレーション業務や材料力学などを学ぶ。学生時代に材料力学の基礎を学んだものの、業務で必要な分野とは直結せず、CAEの知識もなかったため、すべてがゼロからのスタート。
SSに昇格、アウトソーシング立ち上げのためベトナムへ
ひと通りの業務が身につき、後輩も入ってきた中で、チームとしていかにタスクを回すか意識して仕事をするように。将来的なキャリア形成に向け、専門職資格のSSを取得。別軸ではCAE業務のアウトソーシング立ち上げのため、ベトナムへ約2ヶ月間の海外出張を経験する。言語や文化の違いを乗り越え、コミュニケーションの図り方を学んだ。
フルモデルチェンジの機種開発で、強度開発の主担当を経験
さまざまな機種の解析を部分ごとに行う役割から、強度開発の主担当として、ひとつの機種の強度を総合的に担保する役割へシフト。脇役から主役に転換したことで、領域やチームを超えたやりとりが増え、なかでも設計担当との連携が強化される。他部署の動きを把握しながらの開発は専門外の知見が広まり、自身のやりがいにも繋がった。
新機種の研究プロジェクトリーダー(PL)を担当
強度だけでなく、乗り心地や商品性までをトータルで担保する「研究PL」に就任。入社時に漠然と「クルマの開発ってこんな感じかな」と想像していた仕事に、まさに辿り着いたと実感する。開発中の新機種は既存モデルよりも手がける領域が広く、課題も山積する一方で、量産化できた際にはこれまで以上に大きな喜びが待っていると期待して業務を進めている。