最初の1年って、どんな感じ?入社1〜2年エンジニア座談会
学生時代とはガラリと変わる、社会人1年目の生活。期待と不安の中で奮闘する毎日は、どんな感じなのでしょうか?入社してまだ数ヶ月の1年目エンジニアと、少し余裕が出てきた2年目エンジニアに、就活から今までを振り返ってもらいました。
実験(衝突安全ブロック) T.K.
2024年入社、先端材料学科出身。衝突安全ブロックの中でも、「燃料電気」「乗員保護」に関する実験をメインで担当している。
CAE解析(衝突安全ブロック) H.H.
2024年入社、電気科出身。現在は衝突安全に特化した部署に所属し、主にクルマのフロント部分のCAE解析を行っている。
スタイリングデータ(デジタルデザインブロック) H.K.
2024年入社、デザイン系学科出身。デザイナーが描いたインテリア・エクステリアのデザイン画から、3Dデータを作成する業務を担当。
設計(BODY開発ブロック) E.M.
2025年入社、機械機能工学科出身。学生時代に設計図を描く楽しさを知り、「まだ世の中にないものをつくりたい」と志したのが入社のきっかけ。
電子制御システム(PU制御開発ブロック) S.S.
2025年入社、電気電子学科出身。クルマの機能を電子的に制御するECU(エレクトロニック・コントロール・ユニット)の開発を担当。
ITシステム(システム企画・管理ブロック) E.T.
2025年入社、情報系学科出身。社内のPCで使用しているシステムの保守や運用がメインの業務。
※所属部署は、取材当時のものです。
それぞれが大切にしていた、会社選びの価値観
ー就活をしているとき、(1)会社の事業・理念・ビジョン (2)仕事内容・やりがい (3)成長できる環境 (4)社風や働く人 (5)待遇・ワークライフバランス この5つのうち、どの軸を一番重視していましたか?
H.H. 私が重視していたのは『(2)仕事内容・やりがい』です。学生時代に部活動でロボットを制作していて、新しいものを1から作り上げる楽しさを味わいました。その経験から、ものづくりができる仕事をしたいと考えて、就活していました。
E.M. 私も昔から「将来はものづくりがしたい」とぼんやり思い描いていて、実際に就活を始めてからは「私たちの生活に身近なものを作りたい」と考えるようになったんです。なので『(2)仕事内容・やりがい』の軸が中心でした。
S.S. わかる!私は「絶対に自動車業界で仕事がしたい!」と明確な意志があり、自動車の開発に携われる仕事に絞って就職活動をしていたので、選択肢はかなり限定されていて。それくらい、『(2)仕事内容・やりがい』にこだわりを持っていました。
H.K. 心から「やりたい!」と思える仕事じゃないと続けていくのは難しいかも…。私も学生時代に学んだデザインの知識を活かしたいと考えていたので、『(2)仕事内容・やりがい』ですね。実際に仕事をしてみて、自分が携わった機種が商品として完成することに、達成感ややりがいを感じています。仕事内容と同じくらい『(4)社風や働く人』も重視していたのですが、ホンダテクノフォートの会社説明会で会った先輩たちが優しくて好印象だったのは今でも忘れられません。
S.S. 私も採用担当者以外の従業員もよく見て、その会社の社風を想像していました。インターンシップでいくつかの会社を回ったのですが、会社によって雰囲気が全然違いますよね。その雰囲気から感じ取ったものを判断材料としてたかな。
E.M. 『(4)社風や働く人』の軸は、実は私も重視してました。学生時代は部活に力を入れていたのですが、その中で「何をするか」よりも「誰とするか」が大事だと実感する場面が数多くあって。会社見学をして「この人たちと働きたいか?」と考えながら選んでいました。
E.T. 私は、会社の雰囲気が自分に合うかどうかと同じくらい、「会社の方向性と自分がやりたいことの方向性がマッチしているか」も重要だと思うんです。その意味で『(1)会社の事業・理念・ビジョン』を重視していました。ホンダテクノフォートには「3つの喜び」という理念があり、それにとても共感したことを覚えています。この会社で働くことが、自分のモチベーションややりがいに繋がると思ったんです。
T.K. 私にとっては『(3)成長できる環境』が一番大事な軸でしたね。学生時代から自分をレベルアップさせていくことが好きだったので、ホンダテクノフォートならそれができそうだなと思ったんです。それと、私は地元愛が強いので『(5)待遇・ワークライフバランス』もかなり重要で。住み慣れた地域で、長時間の通勤をせず仕事に打ち込める環境が会社選びの基準になっていました。
説明会で感じた会社の雰囲気が、入社の決め手に
ーみなさん、それぞれの軸を持って就活していたのですね。では、そんな中でホンダテクノフォートへの入社の決め手は何だったのですか?また、入社時にここで「やりたい」と思い描いていたのはどんなことですか?
E.M. 生活に身近なものを作る仕事をしたいと思い、「クルマの開発」に辿り着きました。ホンダテクノフォートは、会社見学をした際に、雰囲気が私に合っていると感じたんです。言葉にするのは難しいですが、その場所を訪れただけで感じるものってあるじゃないですか。自分の直感を信じて飛び込んでみようかなと。また、学生時代に設計図を描く楽しさを知ったので、「まだ世の中に出ていないものの設計ができたらいいな」と思っていました。
H.K. 肌で感じるものって、確かにありますよね。私は社風や人間関係を含めて、なるべくストレスフリーに働きたいと考えていたので、「先輩方のキャラクターが自分にマッチしている!」と感じたのが決め手になりました。入社時に「やりたい」と考えていたのは、デザイナーが描いた2Dの絵をクルマとして3Dにすること。デザイナーと話し合いながらデザインに落とし込んでいく過程を想像してワクワクしていました。
H.H. 私も会社説明会に参加したとき、これまで開発したクルマについて説明する先輩たちがものすごく仕事を楽しんでいる姿を見て、心を奪われてしまって。「私もこの会社でクルマの開発がしたい!」と強く惹かれて入社を決めました。
S.S. 実際に説明会に参加してみると、会社の印象って変わりますよね。私もホンダテクノフォートの説明会で、女性従業員だけで作り上げたプロジェクトを知りました。「女性活躍」が名ばかりではなく、実績を伴っているんだなと信頼感が湧いて、自分のやりたいことを追求しながら成長できる環境は、他のどの会社よりも魅力的に見えました。机上でPCを使うだけの開発ではなく、実車に触りながら仕事をしたいと考えていたので、その面でもホンダテクノフォートはぴったりだったと思います。
T.K. 私は「ホンダテクノフォート自体が成長途中の会社だから、新しい領域にチャレンジする機会がある」という点に魅力を感じました。「クルマによる事故を減らして、人の命を守りたい」と思い入社したのですが、衝突安全ブロックに配属されて仕事をしている今、乗員保護の分野はまだまだ成長段階だと感じています。そこが会社の伸びしろでもありますし、交通事故を減らすために頑張らなきゃいけないなと改めて思いますね。
E.T. 私は、今はどの業界でもDX化が進められているので、ITを通じて従業員を支えたいと考えて入社しました。「従業員それぞれが安心して自分の仕事に没頭できるような環境を作ること」が当初の目標で、現在もそれを実現するために日々頑張っているところです。
フラットな雰囲気で、わからないことも解決しやすい
ー1年目のみなさんは、入社してみて感じたギャップはありましたか?現在仕事をしていて、苦労していることはどんなことですか?
E.M. 入社前に想像していたより、堅苦しくない雰囲気だと感じます。上下関係が厳しくないので、気軽に相談できて仕事がしやすいです。最初に「ここが合いそう」と感じたときの印象は、今も変わっていません。あの直感を信じてよかったと思います。
E.T. IT系はひたすらPCと向かい合って、それぞれが個人の仕事に没頭しているイメージがありましたが、明るく和気藹々とした雰囲気だったことに驚きました。システム担当者同士が相談し合ったり、上司に質問したりする場面が頻繁にあって、わからないことがあっても解決しやすいです。
S.S. 想像していた以上に先輩方がフランクで、いろいろと相談しやすい環境は確かにありますね。配属直後は専門用語や略語が飛び交っていて話の内容がまったく理解できなかったのですが、今は先輩のサポートのおかげで少しずつわかるようになって、自分の成長を感じられています。私の部署は若手が多く、普段の業務で関わる先輩は20代の方が多くて。「自分と歳の近い人がこんなにすごい仕事をしているんだから、私も頑張ろう」と素直に思えて、刺激を受けるばかりです。
E.M. 私もようやく先輩の会話が2割くらい理解できるようになったかな、という体感です。わからないことがまだたくさんあって、1年後もきっとまだわからないことだらけなんだろうなと思うと、学ぶことの多さに大変さを感じますね。
E.T. だけど、わからないことを知っていける楽しさもあると思います。現状、システムのアップデートやサーバーの入れ替えがあって、私も調査に参加することがあるのですが、正直わからないことだらけで。現状のシステムがどう繋ぎ合っているのか、仕様も全然わからないので、それを調べながら手探りでやっていくのが大変だけど、おもしろくもあります。
S.S. 配属後はOJT担当の先輩に付いてもらって、ひと通りの作業や技術資料の作成はできるようになりました。ですが、クルマとひとくくりに言っても、軽自動車からセダン、SUVもあって、それぞれ必要な資料やデータの取り方が違うんです。ひとつの機種でできるようになったことが、別の機種だと通用しないこともあって。そこを学びながら進めていくのが、いま一番苦労していることですね。そういった準備を一人でこなし、先輩をサポートできるようになることが当面の目標です。
成長を実感しつつ、勉強の日々は終わらない
ーでは2年目のみなさん、新入社員時代がどんな1年だったか、振り返ってみてください。
T.K. 新入社員時代が、なんだか昔のことのように感じます。それだけ自分が成長できたのかな(笑)。クルマが好きで入社しましたが、想像以上にコアな世界で…。自信があったつもりの知識も通用せず、最初は先輩の話がまるで別の言語に聞こえました。でも、打ちのめされるというよりは、知らないことを知っていけるのが楽しいと思えました。2年目の今も学生時代以上に勉強の日々ですが、やりがいを持って楽しく仕事ができています。
H.H. 私はクルマのことが全然わからない状態で入社し、年齢が近い先輩もいなかったので不安が大きかったです。でも、周りの先輩が私を気にかけてくれて、たくさん話をするうちに打ち解けられるようになり、今では新人研修で新人に仕事を教えるまでに成長しました。ただ、わかったつもりでいたことも、いざ新人に教えてみると「ここはちょっと理解が甘かったな」「まだ覚えきれてないな」と思う箇所が出てきて。先輩と復習をしながら、さらに理解を深めているところです。
H.K. 入社前は正直、自分に自信があり、入社してからの新人研修もスムーズに終えることができたので、安堵していました。ところが実際の業務に携わるようになると壁が一気に現れて、「これはヤバいぞ」と…。でも「同じことを何回聞いてもいいから、わからないことがあったら質問して」と先輩に言ってもらえて、今は仕事をする上で困ることがほとんどないレベルまで成長しました。心が折れてしまう手前の段階で先輩に相談できたからこそ、今の私があると思いますし、先輩のサポートには本当に感謝しています。
ー1年目のみなさん、先輩たちに聞いてみたいことがあれば、ぜひ!
E.M. 2年目になって「あ、1年目と違うな」と成長を実感するのはどんなときですか?
H.H. 企画などの仕事を任せてもらえたときに、「私もちょっとは成長できているんだな」と嬉しく思いますね。
T.K. 一つのグループに100人くらいのメンバーがいるので、最初は見ず知らずの人たちだらけだったけど、少しずつ人の名前を覚えてブロックになじめるようになった今「あ、1年目と違うな」と実感していますよ。
H.K. 先輩との関わり方が、ただわからないことを聞いて答えてもらうだけの関係から、徐々にプライベートなことや雑談、仕事以外の話ができるようになったときですかね。あとは仕事をしていて「あ、これは前にやったことあるな」「これ、やり方がわかるぞ」と思う瞬間が増えてきて、新人時代とは全然違うなと。
S.S. よく「1年目が終わったらもう新人じゃないよ」と言われることがあると思いますが、今のご自身は、新人を抜け出せたと思いますか?
H.K. いまだに打ち合わせでは先輩に同席してもらっているけど、基本業務は一人でできているので、自分の中ではもう新人感はないかなと思っています。なので、今後はチームのみんなを見ながら業務をサポートする立場になっていきたいです。
H.H. 2年目になると任せてもらう仕事が圧倒的に増えるので、その事実に「新人から抜け出したんだ」と実感している感じかな…。ただ、業務の質とスピード向上にはまだ課題があると感じているので、先輩と同じ量の仕事を自立して取り組めるようになりたいところですね。
T.K. 2年目に入った瞬間、“新人扱い”はなくなりました。上司からも「もう2年目なんだから、スピード上げていこう!」と言われて(笑)。気を引き締めつつも、正直まだわからないことはたくさんあります。だから、2年目は自覚を持ちながらも、知らないことは積極的に学んで吸収していく期間だと思っています。1年目のみんなには、あまり気負いすぎず、先輩の力を借りながら少しずつ経験を積んでほしいかな。2年目の私たちも含め、みんなで学び合いながら成長していければ、きっと仕事はもっと楽しくなると思います。