入社の決め手は、
クルマ全体の開発に携われる領域の広さ

幼いころから乗り物が好きで、将来は自動車開発の仕事に就くことが夢でした。就活では自動車部品メーカーも視野に入れていましたが、ホンダテクノフォートの場合は仕事の領域が広く、車両全般の開発ができるという点が入社の決め手になりました。地元を離れたくない気持ちもありましたが、「やりたい仕事にチャレンジしたい!」という気持ちのほうが強かったですね。

最初に配属になったのはMT(マニュアルトランスミッション)の設計で、その後ドライブシャフトというトランスミッションからタイヤに動力を伝えるパーツの設計を経験し、現在はMT設計に戻ってきました。トランスミッション内部のギアやベアリングといった部品のレイアウトや強度検討、仕様の確認が主な業務で、シビックTYPE RやS660、ヴェゼルなどの車種を中心に手がけてきました。

自分の時間を作りやすく、
プライベートを充実できる環境

実際に働いてみて驚いたのは、有休取得率が高く、長期休暇も9日前後と長いこと。旅行や帰省などの時間はとりやすいですね。フレックスタイム制のため出退勤時刻は自分で決められるし、終業後も、比較的自分の時間は作りやすいと感じています。半日有休もあるので、例えば仕事が落ち着いているときは午前だけ仕事をしたら午後に有休を取ってプライベートな用事を済ませる、というようなことも可能になりました。

趣味は音楽フェスやキャンプなどいろいろありますが、ここ最近はゴルフですね。栃木県は良いゴルフ場がいっぱいあるので、月に1回ほど職場の仲間とコースを回っています。仕事終わりに打ちっぱなしに行くこともあるのですが、リフレッシュにちょうど良いんです。

経験と知識を蓄えてキャリアを築き、
多くの人に頼られるスペシャリストになりたい

開発に携わる全員に共通していることだとは思いますが、自分が関わった車種が無事に発表・発売を迎えた時が一番やりがいを感じるところです。あとは市場に出てユーザーからいい評価がもらえた時や、メディアやジャーナリスト試乗会で高く評価してもらえた時に喜びを感じます。私たち開発に携わる人間はそういった反応を聞くことができると励みにもなります。

僕らの仕事は長く働き続けた分だけ経験や知識を蓄えることができて、その分スペシャリストとしてのキャリアを築くことができます。これが長く働ける一因だと思います。職場の先輩に、入社以来ずっとトランスミッションの設計をしている方がいて、Hondaのエンジニアからも頼られるほど。私自身も多くの人に頼られるスペシャリストになりたいと思っています。