ユーザーの安全を守る「曲がる」機能の
安全性・耐久性を追及

入社以来、ハンドルの制御装置の開発に携わっています。この装置は電動パワーステアリングシステムという、「走る」「曲がる」「止まる」というクルマの基本動作のなかでも「曲がる」機能を担う装置です。主に性能試験や信頼性の評価などの研究テストを担当し、システムの安全性や耐久性をチェックしています。過去に担当したのはレジェント、アコード、オデッセイといった大型の車種が多いですね。

年単位でひとつの機種の開発に取り組むので、最終報告会で開発責任者から「開発完了です」という言葉をいただく瞬間が最高にうれしいです。終わってしまう寂しさもありますが、最後までやり遂げた喜びのほうが大きいです。終わればまた次の開発が始まるので、どんどん新しい装備に携われることにもワクワクします。研究テストの業務では、専門のテストドライバーではない僕でもテストコースを走れるので、それも楽しみのひとつです。

やりがい、福利厚生、職場環境もすべて満足

ホンダテクノフォートに入社を決めた理由は、当初から希望していたクルマの開発ができる会社だったからです。いちばん初めに内定をいただけたという理由もありますが(笑)。地元の埼玉を離れたくないという気持ちもありましたが、いま栃木に来てすごく楽しんでいます。職場からすぐ近くの社宅には同期が何人もいるので、賑やかに暮らしています。

実際に働いてみて思うのは、自分が一員としてHonda車開発のメインにあたる領域にまで携われるのは面白いです。だから仕事は楽しいし、大きなやりがいを得られます。福利厚生面が充実しているところも魅力ですね。有給休暇も取りやすいですし、Honda車を有利な条件で購入できるなど様々な制度があります。また、クルマが好きな人が集まっているので共通の話題があって職場環境もよく、働きやすいと感じています。

プライベートも思い切り楽しめる環境

スポーツが好きで週末は主にボルダリングをしています。かねてからずっと興味があり、同期と一緒にクライミングジムに行って以来ハマっている趣味です。冬はほぼスノーボード三昧。遠出するのも好きなので、隣県の福島へ行くことが多いです。ワーク・ライフ・バランスがとれる環境は多趣味の自分にとってありがたいですね。

会社の周りは自然豊かですが都内へ1時間ほどで行けますし、ちょっとクルマを走らせればすぐ近くにショッピングモールや飲食店などが揃っていてとても暮らしやすいと感じています。ほど良く「中途半端な場所」です。県内の観光スポットはまだあまり行ったことがないので、これからあちこち巡ってみたいと思います。