身につけたスキルを発揮でき
プライベートも思う存分楽しめる

高校時代に簿記検定・電卓検定・ワープロ検定などの資格を取得し、大学は経営学や経済学を専攻。授業ではExcelやPowerPointもよく使っていたので、それらを活かせる仕事がしたいと考え、就職活動では事務職を中心に検討していました。当時はやりたいことや目標が明確ではなく、プライベートの時間をしっかりと確保できそうな会社を探すなかで、県内企業の中でもかなり福利厚生が充実しているホンダテクノフォートに惹かれました。

入社前に想像していた「事務職」は、パソコンに向かって黙々と個人作業をするイメージでしたが、入社してみると社内外での打ち合わせの多さにギャップを感じました。Hondaのワイガヤ文化がここにも根付いていて、一日中いくつもの会議に出席している日もあります。総務人事部内だけではなく他の部署や他社の方との打ち合わせも多く、積極的にコミュニケーションを取りながら業務を進めています。

日常業務をこなしながら
時代の変化に合わせて制度を整える

従業員の勤怠管理と労務管理が私の現在のメイン業務です。勤怠管理業務は、在宅勤務を含めた日常的な管理から、サービス残業をさせないための管理、有給取得の促進など、勤怠全般に携わります。労務管理業務は、単に労働時間を管理するだけでなく、過重労働を防ぐための働きかけを行い、従業員が働きやすい環境を整備しています。

その他にも、新入社員や転勤者に代わって不動産管理業者とやりとりをする社宅管理業務や、女性活躍推進、男性の育休取得推進、シニア層の活躍に関する各種研修などを実施するダイバーシティ推進業務も担当。現場のエンジニアが開発業務に専念できるよう、本業以外の負担をなるべくかけさせないことをモットーに、日々の業務に励んでいます。
働き方改革の一環として全社的に在宅勤務が導入された際は、在宅勤務のルールづくりから勤怠管理システムの改修に至るまで幅広く対応するのが大変でしたが、大きな達成感とやりがいを感じることができました。

困ったときはチームを超えて助け合い
効率的に業務を進める

入社当初に先輩から叩き込まれた「ムリ・ムダ・ムラを省こう」という姿勢を、今も仕事をするうえで大切にしています。日程にムリがないようなスケジューリングをし、同じような作業はなるべくやらずにムダを省き、成果物のクオリティのムラをなくして一定にすることが、事務職に求められる重要なスキルです。それを意識して仕事を進め、前月に比べて早く完遂できたときはうれしいです。

新入社員の入社や従業員の異動時期などは業務量が増えますが、自分ひとりで対応できないときは上司や同僚が助けてくれるのが、とても心強いです。一方、給与改定や賞与の時期は給与担当のチームが忙しくなるため、担当業務の垣根を超え、部署のみんなで業務を分担して乗り切ることも。それぞれ業務の担当が違っても、助け合うのが当たり前の職場です。他チームの手伝いをしながら新しい領域の業務を学ぶことに、自分なりのおもしろさを見つけています。 今後は給与や社会保険業務についても自分が担当になれるくらいの幅広い知識をつけ、総務人事グループ全体を引っ張っていけるような存在になりたいです。