Interview 従業員インタビュー
Interview 従業員インタビュー
会社の技術力をけん引する存在を目指す
パワフルなエンジンに魅了され
Honda車開発の夢を叶える
小学生の頃からHonda車の力強いエンジンが好きで、そのパワーや音の虜に。「Honda車を作る側になりたい」「クルマの動力源となるパワートレインの開発をしてみたい」と強く思っていたため、確実にHonda車の開発に携わることができるホンダテクノフォートへの入社を決意。開発の最前線で実車に触れることができ、テスト業務や設計業務など開発工程の一部だけを切り分けて任されるのではなく、自動車一台を一括して開発できる点にも魅力を感じました。
現在は、ハイブリッド車の心臓部となるPCUとその冷却機能の開発を行う部署に所属。その中でも耐震性や熱成立性などの信頼性評価をメインで担当しており、検討・テスト・解析・報告と、開発に関わる一連の工程に携わっています。



クルマとして形になる以前の
予測とシミュレーションが重要
自動車開発の過程は、途中で変更が生じることの連続です。そこで重要となるのが「検討」と呼ばれる工程で、変更点がどんな影響をもたらすのか洗い出しを行い、予測を立てた上で実車を用いたテストに繋げていきます。
たとえば自分の担当以外の部品に変更があった場合、それによって冷却水の温度が何度くらい上がるのか、PCUの制御を変更すべきかなどをシミュレーションや計算によって導き出し、検討を実施。実験の仕事はテスト業務がメインだと思われがちですが、クルマとして形になる以前に机上で確認を行う検討の段階こそが、最も重要な仕事だと考えています。
検討とテストはまさにトライ&エラーで、検討がしっかりとできていなければテストをしても意味がなく、結果の妥当性も判断できません。開発中の機種に技術的に問題がないことを証明するには、予測と結果の両方で裏付けを取る必要があるからです。
熱い思いを直談判して得た
新たな開発のチャンス
入社以来、既存車種のマイナーチェンジを中心に携わってきましたが、幼少期から抱いていた「Honda車を作りたい」という思いも変わらずに持ち続けていました。自分自身のさらなる成長や会社の発展を考えた上でその思いを上司に伝えたところ、Honda側に直談判するチャンスをいただき、結果としてニューモデルの仕事を受けることができました。
マイナーチェンジに比べると問題点が生じた際の解決策が難しく、何が正解か誰もわからないような事象が数多くあり、大変さを感じる場面もありますが、自身の意思を開発に取り入れることができるのは大きなやりがいです。
入社当初に比べると、ホンダテクノフォート全体の開発力もぐんぐん上がってきていると実感します。今後は今まで以上に技術力を磨き、アウトプットの質を高めるために、マネジメント業務にも携わってみたいと思っています。自分自身だけでなく、会社全体の技術力を引き上げられるような存在を目指していきます。
